DSpace コレクション: 2021-03
2021-03
http://hdl.handle.net/11470/909
2023-10-31T17:45:35Z
2023-10-31T17:45:35Z
5歳児の協同的な対話の展開 ―看図アプローチによる活動での子どもの姿に着目して―
福永, 優子
高原, 和子
http://hdl.handle.net/11470/914
2021-06-08T16:30:07Z
2021-03-18T15:00:00Z
タイトル: 5歳児の協同的な対話の展開 ―看図アプローチによる活動での子どもの姿に着目して―
著者: 福永, 優子; 高原, 和子
抄録: 本研究の目的は、5歳児を対象とした看図アプローチによるビジュアルテキストの読み解き実践の意義について検討することである。看図アプローチによるビジュアルテキストの読み解きは、「雨の日」の写真を題材とし、「蛙」と「紫陽花」の写真をそれぞれ2枚、「水溜り」の写真1枚をビジュアルテキストとして使用し、筆者とグループ(子どもと担当保育者)で行った。その結果、ビジュアルテキストの特性による子どもの発話の違い、虚構と現実の世界を楽しみながら作話を始める姿や根拠をあげて説明するという5歳児の発達の特徴がみられた。看図アプローチによるビジュアルテキストの読み解き実践は、子ども同士や保育者との協同的な対話を展開し、表現する楽しさや伝え合うことを体験する活動として有用であることが示唆された。
2021-03-18T15:00:00Z
幼稚園保護者が受講した前向き子育てプログラムの効果
藤田, 一郎
稲富, 憲朗
森谷, 由美子
舟山, 洋美
谷村, 寛子
http://hdl.handle.net/11470/913
2021-06-08T16:30:07Z
2021-03-18T15:00:00Z
タイトル: 幼稚園保護者が受講した前向き子育てプログラムの効果
著者: 藤田, 一郎; 稲富, 憲朗; 森谷, 由美子; 舟山, 洋美; 谷村, 寛子
抄録: 核家族化が進んで親は育児不安や育児技術の未熟さに悩んでおり、子育て相談や子育てプログラム等の支援が必要な時代である。本研究では、前向き子育てプログラム「トリプル P」受講による親の心情と子どもの心身の状態に関する効果を検討した。幼稚園保護者を対象としたグループワーク(6グループ、計42名)において、実施前後に質問紙調査 Depression-Anxiety-Stress Scales(DASS)と Strengths and Difficulties
Questionnaire(SDQ)を行った。
親の心情は「ストレス」尺度の臨床範囲が18名と多かったが、グループワーク受講後には8名に減少していた。親の「不安」、「抑うつ」も改善していた。子どもの心身の状態は「行為問題」の臨床範囲が16名と多かったが、受講後には8名に減少していた。「多動性不注意」「社交的行動」「感情的症状」尺度も改善していた。参加者の感想でも、子どもの好ましい行動を見るようになった、子どもと一緒に目標を決めたなどの肯定的な意見が多かった。約2か月間かけて子育てを実践しながら見直すことにより、学び・実践・ふり返
りのサイクルを繰り返しながら良好な変化が生じていると思われる。
2021-03-18T15:00:00Z
読解力育成のために ―国語教育におけるアダプテーションの教材としての可能性―
桐生, 直代
東, 茂美
http://hdl.handle.net/11470/912
2021-06-08T16:30:06Z
2021-03-18T15:00:00Z
タイトル: 読解力育成のために ―国語教育におけるアダプテーションの教材としての可能性―
著者: 桐生, 直代; 東, 茂美
抄録: 小稿は、アダプテーションされた作品を、国語教育においてどのように活用できるかの考察である。各々の教育課程において学びの質が見直されているように、従来行われてきた学習活動の手立てを、アダプテー
ションというフィルターをとおすことで、主体的に相対的に学び、深い学びの手段として再構築することを
目指す。アダプテーションの国語教育への試みとして、先行研究をふまえつつ中学校国語科教材「走れメロス」の教材提供と、福岡女子短期大学にて行った授業実践から、授業構想の可能性を提案する。
2021-03-18T15:00:00Z