DSpace コレクション: 2021-03
http://hdl.handle.net/11470/916
2021-032024-03-29T15:00:07ZMoodle: An Effective Tool for Creating a Blended Learning Environment in a Nursing Context
http://hdl.handle.net/11470/947
タイトル: Moodle: An Effective Tool for Creating a Blended Learning Environment in a Nursing Context
著者: Kevin, Weir; Adam, Jenkins
抄録: Education at tertiary level is constantly changing and evolving as it incorporates newer methodologies and technologies, and more and more colleges and universities are adopting a blended approach to instruction and learning in response to this. The continuous advances and improvements in technology in addition to the increasing competence and confidence of students in using the new technologies makes the transition to a blended learning environment less challenging than in the past.
However, as technology improves, the range of options available to select from increases. As online learning has gone more mainstream, it is important to choose an educational Learning Management
System (LMS) tailored to an institution's mission and educational goals. This paper will look at one LMS Moodle, and the benefits of adopting it as the primary vehicle for delivering content online, in support of the traditional classroom-based learning, in a nursing university setting.2021-02-28T15:00:00Z術直後の看護場面におけるシミュレーション教育の実践と評価
http://hdl.handle.net/11470/946
タイトル: 術直後の看護場面におけるシミュレーション教育の実践と評価
著者: 豊福, 佳代; 八尋, 陽子; 藤野, ユリ子; 吉川, 由香里; 青木, 奈緒子; 松井, 聡子
抄録: 〔目的〕術直後看護場面におけるシミュレーション教育に対する学生の評価と学習満足度、学習意欲を明らかにし、今後のシミュレーション教育の課題を検討する。
〔方法〕演習「術直後の観察」に参加し、演習後アンケートに回答し研究協力の同意が得られた看護大学3年生92 名を対象とした。シミュレーションは胃切除術後患者の観察場面とし、1G(グループ)5 名で3G 1組に1 台の術後患者( シミュレーター) を設置した。各組ファシリテーター1 名、各会場デブリーファー1 名を配置し、シミュレーションは術後30 分の観察を2 回、120 分後を1 回実施、各回デブリーフィングを行った。各組学生
1 名が実施した。調査は①演習デザイン評価、②学生の満足度と自信度、③学習意欲に関する評価質問紙を用い、演習後に各学生が回答した。全て5 段階評価で同意が得られる程高得点となる。分析は記述統計を行った。
〔結果〕①演習デザイン評価の要素は平均点が高い順に「サポート」「目的の理解/ 情報提示」「忠実度」「問題解決過程の活用」「フィードバック/ リフレクション」であった。②学生の満足度と自信度では、自信度の得点が高かった。③学習意欲に関する評価は、「注意」「関連」「満足」の順に平均点が高く、「自信」が最も低かった。
〔考察〕演習の意図や目的を理解し、術直後看護場面のイメージ化に有効であった。一方サポートを受けた認識はあるが「問題解決過程の活用」や「フィードバック/ リフレクション」、「自信」の点数は低かった。デブリーフィングの再検討および、この経験を学習の動機付けとして実習前タスクトレーニングに繋がる働きかけの必要性が示唆された。2021-02-28T15:00:00Z看護基礎教育で活用する教育用電子カルテの開発 ~ 4 年生への教育用電子カルテトレーニングによる課題の検討~
http://hdl.handle.net/11470/945
タイトル: 看護基礎教育で活用する教育用電子カルテの開発 ~ 4 年生への教育用電子カルテトレーニングによる課題の検討~
著者: 藤野, ユリ子; 八尋, 陽子; 吉川, 由香里; 豊福, 佳代
抄録: 〔目的〕本取り組みの目的は、教育用電子カルテを開発し教育に導入するための課題を検討することである。
〔方法〕教育用電子カルテの開発のプロセスは、第1 段階として病院施設のカルテ画面や教員の意見を聴取しカルテの項目設定を行った。第2 段階では、試作版電子カルテの動作検証と意見聴取を行い、第3 段階では、教育用電子カルテの活用と教育への導入を検討した。教育用電子カルテ活用は、看護大学4 年生9 名を対象に情報収集シミュレーションを実施し評価を得た。評価はアンケート調査により①情報収集シミュレーションに参加して感じたこと、②実習中の電子カルテからの情報収集で感じたこと、③学習における満足度と自信度、④自由記述にて行った。
〔結果〕①情報収集シミュレーションで感じたことは、「患者情報収集をトレーニングできる」の得点が高く、②実習中の電子カルテからの情報収集では、「必要な情報を得るまでに時間がかかる」の項目が高かった。③学習における満足度と自信度では、「この教材は学ぶ気にさせ、学習に役だった」の得点が高かった。自由記述では、2 年生の実習前に教育用電子カルテによるトレーニングが有効である意見が多く「初めての実習では
カルテのイメージができないため触れていた方が良い」という意見があった。
〔考察〕教育用電子カルテを活用したトレーニングは初めての実習前に有効であり、シミュレーションと組み合わせた情報収集のトレーニングをすることで電子カルテ操作のイメージがつき学ぶ気につながることが期待された。2021-02-28T15:00:00Z患者とのコミュニケーション場面を想定した シミュレーション演習の実践
http://hdl.handle.net/11470/944
タイトル: 患者とのコミュニケーション場面を想定した シミュレーション演習の実践
著者: 藤野, ユリ子; 吉川, 由香里
抄録: 〔目的〕コミュニケーション場面を想定したシミュレーション演習の実践から看護学生のコミュニケーション向上のためのシミュレーション教育の有効性を検討する。
〔方法〕看護大学2 年生111 名を対象に必修科目「コミュニケーションリテラシー」において患者の病室へ初めて訪室する場面を想定したシミュレーション演習を実施した。シミュレーション演習の評価は、授業最終日に、①学生の満足度と自信度、②コミュニケーション能力向上に役立った演習内容、③自由記述に関するWeb アンケートを実施した。
〔結果〕①満足度と自信度では「この演習での指導方法は効果的で役にたった」「この演習で学ぶべきことを学ぶのは学生としての私の責任だ」といった指導方法や取り組み姿勢が前向きな項目が高かった。また、自由記述では【緊張感のある場面からの学び】【グループ学習による客観的な気づき】など臨床場面をリアルに再現した中で緊張感をもちグループで学び合うことが役に立ったという結果だった。
〔考察〕緊張感のある中でコミュニケーション場面を体験し、模擬患者やメンバーからフィードバックを受けるシミュレーション演習はコミュニケーション能力の向上に有効な教育技法であると考える。2021-02-28T15:00:00Z