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タイトル: 一般市民が模擬患者ボランティアに参加する動機と継続するための課題
その他のタイトル: Motives behind General Citizens Paricipating in a Simulated Patient Volunteer Scheme & Associated Issues for Consistent Participation
著者: 青木, 久恵
窪田, 惠子
三好, 麻紀
前田, 三枝子
町島, 希美絵
寒水, 章納
Aoki, Hisae
Kubota, Keiko
Miyoshi, Maki
Maeda, Mieko
Machishima, Kimie
Kansui, Akino
キーワード: 看護学生
模擬患者
市民ボランティア
参加動機
発行日: 2015年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: 本研究の目的は、一般市民が模擬患者ボランティアに参加する動機と継続するための課題を明らかにすることである。研究同意の得られた模擬患者ボランティア6名を対象に、模擬患者ボランティアに参加する動機と継続するための課題について半構成的面接を行った。山浦(2008)による質的統合法(KJ 法)に準じてデータ分析を行った結果、一般市民が模擬患者ボランティアに参加する動機は、【社会とつながりたい思い】【自分の経験を活かしたい思い】【患者の立場として看護学生の成長を願う思い】【患者の立場を理解してほしい思い】【新たな知識を獲得したい思い】【自分でもできそうな思い】の6 カテゴリーが抽出された。また、模擬患者ボランティアを継続するための課題については、【自分のスケジュールを尊重したい思い】【参加の意思が揺らぐ可能性 】 の2 カテゴリーが抽出された。これらのことから、模擬患者ボランティアに参加する動機には、看護学生の成長を願い、社会の役に立つという利他的な動機だけでなく、自分自身の成長や新たな存在意義、患者の立場を理解してほしいという利己的な動機があることが確認された。また、模擬患者ボランティアを継続するためには、模擬患者ボランティア活動以外の仕事や余暇活動を尊重することや、ボランティア参加の自由意志が尊重される環境づくりが必要であることが示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11470/121
出現コレクション:第5号

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