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タイトル: 母性看護学実習における二次医療施設と一次医療施設の学びと教授活動
その他のタイトル: Learning and Teaching Activities between Secondary Medical Facilities and Primary Medical Facilities in Maternity Nursing Practice
著者: 椎葉, 美千代
田出, 美紀
福澤, 雪子
新地, 裕子
中西, 真美子
高柴, 雅代
Shiiba, Michiyo
Taide, Miki
Fukuzawa, Yukiko
Shinchi, Yuko
Nakanishi, Mamiko
Takashiba, Masayo
キーワード: 母性看護学実習
二次医療施設
一時医療施設
学び
教授活動
発行日: 2015年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: 少子化・産科医不足により、産科または産婦人科を標ぼうする病院・診療所が減少し、母性看護学実習 を行う実習施設の確保は困難になってきている。看護師養成課程では母性看護学実習を大学病院・総合病院・ 診療所等さまざまな施設で行っており、複数施設を使用している学校も多い。そのため、施設の相違によっ て学生が実習で体験できる内容にも相違が生じることが推察される。本研究では、母性看護学実習の目標に 対する学びの場面を二次医療施設と一次医療施設の周産期医療体制の違いをふまえて検討するために、看 護大学3 年次103 名が、母性看護学実習終了時に記載した「母性看護学実習目標に対して学んだ場面」の レポートを、Text Mining Studio を用いて分析した。二次医療施設では分娩期の看護技術および妊娠期 のモニター装着、母親学級の見学の経験が少なく、特徴的な学びの場面としてNICU が挙げられた。二次 医療施設の教授活動については、NICU を活用する有効性が示唆された。一次医療施設では妊娠期、分娩 期、産褥期、新生児期の全ての看護技術において経験率が高く、特徴的な学びの場面として助産師、分娩 が示された。一次医療施設の教授活動については、妊娠期は外来診療および助産師外来への参加、分娩期 は第1 期からのケアの実施、産褥期は2 週間健診や1か月健診に入れるように調整し、助産師と関わりながら、 経験を通した学習ができる環境を整えていく必要性が示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11470/122
出現コレクション:第5号

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