福岡女学院学術機関リポジトリ >
福岡女学院看護大学 >
紀要論文 >
福岡女学院看護大学紀要 >
第11号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11470/917
|
タイトル: | 児童のPeak Bone Mass の獲得に向けた取り組みについて- 保護者の認識- |
著者: | 光安, 梢 山田, 小織 酒井, 康江 緒方, 智美 松尾, 和枝 Kozue, Mistuyasu Saori, Yamada Yasue, Sakai Tomomi, Ogata Kazue, Matsuo |
キーワード: | 骨密度 保護者 健康づくり 学校保健 協働 |
発行日: | 2021年3月 |
出版者: | 福岡女学院看護大学 |
抄録: | [目的]本報告では、2015 年から始めた児童のPeak Bone Mass の獲得に向けた健康づくりプロジェクトに関する保護者の認識を明らかにすることを目的としている。
[方法]県内の市立A 小学校に在籍する児童427 名の保護者のうち、本研究に同意が得られた者に健康づくりプロジェクトの内容や子どもの生活習慣に関する質問紙調査を行った。SPSS を用いての単純集計と各項
目に関しては介入群(2015 年度入学生の保護者)との比較を行った。
[結果]208 件(回収率66.0%)のうち、178 件を分析対象とした。子どもの生活習慣改善に関する認識では、79.8%が改善を必要と感じており、内容は、「ゲームの時間」(28%)、「就寝時刻」(23.1%)であった。生活
習慣に関して、普段の家族の会話は「いつもしている」28.7%、「時々している」58.4%であった。「骨密度の測定」「運動量調査」「生活習慣調査」「個人の結果表の返却」は、9 割に周知することができていた。82%が「個
人の結果表」を基にした親子の話合いをしており、内容は「骨密度」23.2%、「食事」19.1%であった。「骨密度測定」は、92.7%が関心を持ち、91.6%が継続を望んでいた。
[考察]保護者の子どもの生活習慣の改善への関心、健康づくりプロジェクトの継続意向の高さが明らかになった。今後も継続的な健康づくりプロジェクトの遂行と、保護者を巻き込む企画を検討する必要がある。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11470/917 |
出現コレクション: | 第11号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|