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タイトル: 成人看護学実習のリフレクション自己評価および 批判的思考態度の変化とその関連
その他のタイトル: Relation between Self-Evaluation of Reflection after Adult Nurs ing Practice and Critical Thinking Attitude
著者: 深野, 久美
丸山, 智子
八尋, 陽子
中村, 眞理子
薄井, 嘉子
平川, 善大
青木, 奈緒子
福井, 幸子
Fukno, Kumi
Maruyama, Tomoko
Yahiro, Yoko
Nakamura, Mariko
Usui, Yoshiko
Hirakawa, Yoshihiro
Aoki, Naoko
Fukui, Yukiko
キーワード: 成人看護学実習
リフレクション
批判的思考態度
発行日: 2018年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: 〔目的〕本研究の目的は、成人看護学慢性期実習と急性期実習のリフレクション学習後の学生の自己評価と批判的思考態度の変化およびその関連を明らかにすることである。〔方法〕成人看護学慢性期と急性期実習を終了したA 看護大学3 年生102 名を対象とする。各実習の終了時にリフレクション自己評価尺度と批判的思考態度尺度による自記式質問紙調査を行った。分析は, 成人看護学慢性期実習と急性期実習とのリフレクション自己評価と批判的思考態度の平均得点を対応のあるt 検定を用いて比較し, 実習ごとのリフレクション自己評価と批判的思考態度の平均得点の相関をPearson の積率相関分析を行った。〔結果〕59 名のデータを分析対象とした(有効回答率74.4%)。分析の結果、リフレクション自己評価の平均得点は慢性期実習と急性期実習の間で有意差はなく、批判的思考態度の平均得点は「論理的思考の自覚」と「証拠の重視」に有意差があった。各実習のリフレクション自己評価と批判的思考態度の得点の相関では,リフレクション自己評価の全ての因子と批判的思考態度の因子「探求心」にやや強い正の相関がみられた。〔考察〕リフレクション学習は、批判的思考力の「探究心」を高める効果が期待できる。「論理的思考への自覚」は、急性期実習に有意に上昇し、実習経験が影響していると考えられる。今後は成人急性期実習のリフレクション学習の時期を考慮するなどの工夫が必要だといえる。
URI: http://hdl.handle.net/11470/923
出現コレクション:第8号

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