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http://hdl.handle.net/11470/951
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タイトル: | 地域で生活する精神障がい者の希望に対する訪問看護師の関わりと構造 ―パーソナル・リカバリーに焦点をあてて― |
その他のタイトル: | Involvement of Home-Visit Nurses in Supporting Feelings of Hope of Home Health Clients with Mental Disabilities and the Mechanism of Interaction: A Study Focusing on Personal Recovery |
著者: | 髙木, 美歩 Takaki, Miho |
キーワード: | 希望 精神科訪問看護 パーソナル・リカバリー hope home-visit nursing mental health personal recovery |
発行日: | 2022年3月 |
出版者: | 福岡女学院看護大学 |
抄録: | 〔目的〕地域で生活する精神障がい者の希望に対する訪問看護師の関わりと希望内容、精神障がい者のパー
ソナル・リカバリーとの関連について検討する。
〔方法〕「訪問看護」「精神」「希望」をキーワードに文献検索を行い、希望に対する具体的な援助内容、
希望内容が読み取れる13文献を対象に文献研究を行った。
〔結果〕希望に対する訪問看護師の関わりは【利用者との関係作りの工夫】をはじめとする 8 カテゴリ、
37サブカテゴリ、希望内容は【就労】を含めた 5 カテゴリ、17サブカテゴリで構成された。
〔考察〕希望に対する訪問看護師の関わりをリカバリーの状態を示すステージモデルに照らすと、【利用
者との関係作りの工夫】【利用者自身で症状変動に対処していくための支援】は全期を通して行われ、モラ
トリアム期から準備期に【生活上の困りごとへの対応】を行い、希望を見出せない利用者に【利用者の興味・
関心を踏まえた活動への誘導と訪問体制の工夫】が行われていた。【希望の具体的なイメージと実現に向け
た計画の共有と支援】により、気づき期に移行して利用者から希望が表出された。その後【希望と関連付
けた生活の構築】が行われ、準備期から再構築期へと進み、【希望の実現に向けた行動への伴走】【現状の
再評価と支援方法の変更】を行いながら成長期に向かう構造が見出された。多様で独自性のある希望を重
視した関わりはパーソナル・リカバリーのトリガー及び推進力となり、利用者の責任性が向上するという重要な意味をもつことが示唆された。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11470/951 |
出現コレクション: | 第12号
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