福岡女学院学術機関リポジトリ >
福岡女学院看護大学 >
紀要論文 >
福岡女学院看護大学紀要 >
第12号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11470/952
|
タイトル: | 基礎看護学実習Ⅰ前に実施した 時間外シミュレーショントレーニングの学生が認識した効果 |
その他のタイトル: | The effect of overtime simulation training before first Fundamental nursing clinical training recognizes by nursing students. |
著者: | 吉川, 由香里 藤野, ユリ子 Yoshikawa, Yukari Fujin, Yuriko |
キーワード: | 看護基礎教育 実習前トレーニング シミュレーション Fundamental nursing education Training before clinical practice Simulation training |
発行日: | 2022年3月 |
出版者: | 福岡女学院看護大学 |
抄録: | [目的]基礎看護学実習Ⅰ前に実施した時間外シミュレーショントレーニングの学生が認識した効果を分析し、
トレーニングの意義と今後の課題を検討する。
[方法]基礎看護学実習Ⅰを控えた看護大学 2 年生を対象に「血圧測定と情報収集・指導者への報告」お
よび「呼吸音聴診」の時間外トレーニングを実施した。その後、トレーニングに関するWebアンケート調
査を依頼し、同意を得られた記述内容から学生が認識したトレーニングの効果の内容を分析した。
[結果]トレーニングには 7 回で延べ98名の学生が参加し、同意が得られた85名のアンケート調査表を分
析した結果、「血圧測定と情報収集・指導者への報告」および「呼吸音聴診」の時間外トレーニングは実習
で「役立った」と解答した学生が多かった。自由記述ではトレーニングに参加したことにより【実習への
心構えができた】、実習では[落ち着いた行動][スムーズな行動][状態把握][指導者への対応]ができ、【実
習で効果を実感できた】ことが示された。
[考察] 基礎看護学実習Ⅰ前に、シミュレーション教育による看護技術の反復練習や得られた情報をアセ
スメントし、指導者へ報告するという過程をトレーニングすることは有意義であると考える。今後も継続
して効果的なトレーニングが開催できるよう、学生と情報共有しトレーニング構成や内容を検討する必要
がある |
URI: | http://hdl.handle.net/11470/952 |
出現コレクション: | 第12号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|