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タイトル: 産業保健における高血圧予防及び改善に向けた保健指導プログラム ~食塩摂取調査及び尿ナトカリ比測定を導入して~
その他のタイトル: Health Guidance Program for Prevention and Improvement of Hypertension in Occupational Health: Introduction of Salt Intake Survey and the Measurement of Urinary Sodium-to-Potassium Ratio
著者: 山田, 小織
前田, 和歌子
Yamada, Saori
Maeda, Wakako
キーワード: 産業保険
保健指導
動機づけ
食塩摂取
尿ナトカリ比
occupational health
health guidance
motivation
salt intake
urinary sodium-to-potassium ratio
発行日: 2022年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: 〔目的〕産業保健における労働者の高血圧予防を目的とし,保健指導プログラムを企画・実施した。本稿では, 2020年度の保健指導プログラムの企画・実施内容を明示し,これらの評価と今後の課題について考察する。 〔方法〕高血圧予防及び改善に向けて,2020年度の保健指導プログラムは,食生活における減塩への動機 づけを目標とした。製造業のX事業所(工場)において2020年 4 月~2021年 1 月,従業員126名を対象とし て「食塩摂取調査及び尿ナトカリ比測定」と「集団保健指導」を,16名を対象として「個別保健指導」を企画・ 実施した。保健指導プログラムの評価としてはアンケートを実施した。また,個別保健指導の対象者には 尿ナトカリ比測定を実施した。 〔結果〕アンケート結果より,「食塩摂取調査及び尿ナトカリ比測定」と「集団保健指導」の実施によって, 塩分をとりすぎていると認識した者は約 6 割,今後の食生活で減塩しようと意識した者は約 8 割であった。「個 別保健指導」の実施によって,尿ナトカリ比の平均値が低下した者は約 7 割であった。 〔考察〕「食塩摂取調査及び尿ナトカリ比測定」を導入した本保健指導プログラムによって,目標として いた従業員の食生活における減塩への動機づけは,概ね達成することができた。行動変容を目標とする新 たなプログラムを企画・実施し,これらの成果を対象者の健康診断のデータの推移も含めて客観的に評価 することが今後の課題である。
URI: http://hdl.handle.net/11470/954
出現コレクション:第12号

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